川野夏美は前作「室戸岬」から北上し「利尻水道」となった。
作詞は木下龍太郎である。
なおカップリング曲の「恋水仙」は文豪樋口一葉の「たけくらべ」を題材にした文芸ものである。
思春期の少女が主人公である。
必ず帰るという彼の言葉を信じ待ち続けるもいつしか彼からの便りは届かなくなったという物語である。
「待つ女」が主人公であるけれど、3番で思いを断ち切ろうとしているところが新鮮である。
湯原昌幸は「柚子」が新曲である。
なんと遺言の歌である。人生のゴールである60歳がせまり妻への手紙で道が開けた。
岩本久美の「草枕」はかつて二人で訪ねたかの地を一人旅する女性が描かれた作品である。
優しいメロディーと歌集が印象的な作品である。
秋にふさわしい、恋する女性を泣かせる歌である。
男性ならこんな女性がいてくれたらと念願する作品である。
繊細な女性作詞家こはまかずえが一気に恋する女性の気持ちを書いた。
鏡五郎は新曲「越前しぐれ」である。
舞台はタイトル通り越前(福井)詞はこの地の情景と未練にさいなまれる女性の心情が描かれている。
歌のポイントは「胸さえない」の部分である。
最初からバイブレーションを付けず言葉の途中から効かせるといいとか。
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